弊社は森林に新たな価値創造と林業及び木材関連産業の活性化を目標に掲げ、2016年より山林の取得を開始し、本格的に森林事業へ参入致しました。カーボンニュートラル、森林経営管理法の施行や森林環境税の導入等、森林への注目高まる時代潮流を背景に、日本の林業の抱える様々な課題解決に向けて挑戦すべく、社有林をフィールドにスマート林業を取り入れながら、次世代へとつなぐ森林アセットマネジメントに取り組んでいます。
また森林不動産売買の支援も開始し、グループ会社を通じて、林業から住宅までのバリューチェーン構築を進めています。
ここではそんな弊社が取り組む森林の活用事例をご紹介いたします。弊社の事例紹介が、皆さまの森林活用のご参考になれば幸いでございます。
また、現に森林を所有する企業様や、森林の所有をご検討されている企業様にも、弊社がこれまでの実践から得たノウハウや実感をもとに、企業様に寄り添いアドバイスいたします。ぜひ何でもご相談下さいませ。
昔は戦後復興や高度経済成長期による木材の需要が多く、沢山の杉、ヒノキなどの人工林が求められ、
森林は世の中から必要とされておりました。
そのため、多くの企業様も木材価値に可能性を見出し、
社会貢献のために森林を所有されておりました。
しかし、森林の経営・管理に関わるノウハウが継承されずに、所有する森林の管理を課題に感じている企業様も現在は多くいらっしゃいます。
ぜひ、課題解決のために一度当社にご相談しませんか。
これまで木材生産の場として価値のあった森林が、現在は多様な価値を持つ時代になりました。
SDGs、ESG投資、気候変動、環境保全、アクティビティ...
そんな多様な価値が創られつつある森林が、
再び注目を集める時代が到来しました。
社会貢献のためにこれらの多様な価値を届ける企業様も徐々に増えてきました。
日本の国土の7割を占める森林から、社会貢献をしたい企業様、ぜひ、当社にそのキッカケをお手伝いさせて下さい。
徳島県三好地域の山林においては地元の林業事業体と連携し、森林整備および搬出間伐施業による素材生産を通じて林業生産事業を展開、年間約7,000㎥の木材を搬出しています。
森林資源のデータ取得・解析を行い、適切なゾーニングに合わせた多様な森づくりに挑戦しています。
所有山林の集約化を進め施業地の拡大を図るとともに、伐採し収穫した木材の代わりに新たな若い樹木を植えることで、資源循環を促し次世代につなげる木材林業生産地として主伐再造林事業に取り組んで参ります。
ドローンを活用した森林資源情報整備を推進しております。より精細な資源量情報を取得し解析することで、森林経営やアセットマネジメントに必要なシミュレーションが可能になります。また電波の届かない林業地での通信環境の整備、ICT等の先端技術の導入による現場作業の見える化と業務効率化に取組み、林業の価値向上を目指しております。
対象地域内で抽出された樹幹領域の全体図
抽出された単木の樹冠境界線の詳細
社有林の森林整備によりカーボンクレジットの創出(J-クレジット)を行っております。 適切な森林管理に伴うCO₂吸収量に基づいて認証されたJ-クレジットをこれまで7,805t-CO₂を創出しています(2023年10月現在)。徳島県の社有林を中心に今後も継続的に創出を予定しています。
SOLABLEフォレストはカーボン・オフセットに貢献するJ-クレジットの創出に取り組んでいます。カーボン・オフセットとは、法人・個人・団体などが自らの排出する温室効果ガスの排出量を認識するとともに削減に努め、削減が困難な部分については排出量の購入や他の削減プロジェクトの実施によって削減を実現するという考え方です。 私たちは森林の整備を始めとする取り組みによって、温室効果ガス排出量を削減し、削減量を「いつ」「どこで」「誰によって」創出されたかが明確なJ-クレジット(≒環境価値)として販売しています。
認証年度 | 2017〜2022年度 |
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プロジェクト | 徳島県三好市 高知県黒潮町の森林経営活動による森林吸収プロジェクト |
事業概要 | 間伐事業 |